みなさん、映画はお好きでしょうか??
個人的に映画は圧倒的に劇場派なのですが、やはりいつでもどこでも気軽に観れる動画配信サービス(VOD)はとても便利ですよね。
最近はコロナウイルスの影響で、家で寝っ転がりながら映画を観るなんて機会も増えたのではないでしょうか。
本記事では、
「動画配信サービス(VOD)って色々あって、それぞれどう違うのかよく分かんない。。」
「映画たくさん観るなら、どの動画配信サービス(VOD)がおすすめなんだろう。。」
こういった悩みを解決します。
contents
最近は、DVDよりも動画配信サービス(VOD)で観る人のが多い!
GEM Partners株式会社による分析レポートによると、近年はDVDをレンタルして観る人よりも、動画配信サービス(VOD)で映画を観る人の方が多いことが分かりました。[※SVOD: Subscription Video On Demand]
また昨年値と比較しても、動画配信サービス(VOD)の利用者人口が増加傾向にあり、今後ますます利用者が増えていくことが予想されています。
最近はホントに色んな動画配信サービス(ストリーミングサービス)があって、アニメ作品の多い「dアニメストア」や、スポーツ中継が充実した「DAZN」など、領域に特化した動画配信サービスも揃っています。
このページでは、数ある動画配信サービスの中でも、映画作品の充実した代表的な動画配信サービス5つをご紹介し、その特長を比較していきたいと思います。
是非ご加入前にご参照ください。
動画配信サービス(VOD)の選び方
特にこだわりの無い方は、以下の3つのポイントを軸に決めましょう。
また、最初2週間~1ヶ月間は無料で試せるものも多いので、とりあえず全部登録して実際に使って比べてみるのもありかもしれません。
① 自分の観たい映画・動画が充実しているか
やはり動画配信サービスに登録しても、お目当ての映画や動画が観れなかったら意味がありません。
音楽配信サービスであれば有名どころはだいたいどこもカバーできていますが、動画配信サービスの場合はサービスによって扱うコンテンツが大きく異なりますので注意しましょう。
人気の作品が充実してるかどうか、オリジナル作品で面白いのがあるかなど、無料体験期間に実際に使ってみて確認するようにしましょう。
② 料金プラン
通常の料金プランのみならず、サービスによっては学割・ファミリー割・年額プランなど通常よりもお得な料金体系が組まれています。
特に家族で加入を検討している、あるいはお金に余裕のない学生は要チェック項目です。
③ 付随する特典
サービスによって動画配信以外にも様々な特典が用意されています。毎月ポイントが付与され、そのポイントを別のサービスに利用できたりします。
例えば月額1000円のプランでも、毎月400円分のポイントを別サービスで利用できるとなれば、実質月額600円と捉えることができます。
U-NextやTSUTAYA TVは月額料金が比較的高いですが、特典が充実しているので是非その点もチェックしましょう。
Amazon Prime Video (プライム ビデオ)
- コスパを重視する方
- よくAmazonで買い物をする方
- オリジナル作品に期待している方
- 特に作品や機能にこだわりがない方
Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)は皆さんご存知 "GAFA"の一角のAmazon.comが運営している動画配信サービスです。
やはりAmazonのサービスということもあり信頼性が高く、Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)はAmazon Primeのサービスの一部なので、自ずとユーザーもめちゃくちゃ多いです。
Amazon Prime(アマゾンプライム)は購入商品のお急ぎ便や日時指定配達、さらにAmazon Prime Musicで200万曲以上が聴き放題と、意味わからないくらいコストパフォーマンスの良いサービスです。Amazon Prime Videoを利用しなくてもプライム会員にはなった方が良いと自信をもって言えるほどです。
扱っている作品は約35,000以上と、Hulu(フールー)やU-Next(ユーネクスト)と比べると少ないですが、全ジャンルを万遍なくカバーしています。
そして、Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)の魅力は何と言ってもオリジナル作品の豊富さです。
大人気の婚活サバイバル番組「バチェラー・ジャパン」や、松本人志さん主宰のお笑いドキュメンタリー番組「ドキュメンタル」など、Amazon Prime Videoでしか観られないオリジナル作品がたくさんあります。
またスマホアプリも非常に使いやすく、Wi-Fi環境下でダウンロードすれば、Wi-Fiのない場所でもオフライン再生することができます。
海外旅行などに出かける際には、飛行機の搭乗前に2作品ほどダウンロードすると、機内で映画・番組を楽しむことができます。
Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)の料金プランは通常プランで月額500円です。動画配信以外のサービスも使い放題で500円ですから、まさに" コスパの神 "と言えるでしょう。
通常料金よりもお得なプランとしては、学生プログラムと年間プランの2つが用意されています。
Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)の学生プログラムは無料体験期間が6ヶ月間と長く、月額払いでは250円/月、年会費も2450円/年と通常の半額以下の設定となっています。
また、年間プランは月額4900円ゆえ、月額払いよりも2ヶ月分以上おトクです。継続してお使いいただくようでしたら、年間プランで申し込むことをおすすめします。
Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)はありがたいことに1ヶ月の無料体験期間(学生は6ヶ月)を設けてくれているので、どの動画配信サービスに登録しようか迷っている人は、とりあえず試しに1ヶ月使ってみることをおすすめします。
Hulu (フールー)
- 海外ドラマが好きな方
- 充実した作品数のサービスに加入したい方
- 人気番組の見逃し配信に期待している方
Hulu(フールー)はディズニーやNBCユニバーサルなどの大手メディア企業らによる共同出資により2007年に設立された事業であり、動画配信サービス(SVOD)の代表格です。
アメリカでは2008年にサービスが開始し、日本国内では2011年からHulu(フールー)のサービスが展開されています。
Hulu(フールー)の作品数は60,000本以上と他サービスと比べて充実しており、映画やドラマだけでなく、スポーツ中継や音楽ライブ、ニュースなど多岐にわたるコンテンツが揃っています。
Hulu(フールー)の魅力は何と言ってもドラマが充実していることです。
海外ドラマに関してはHulu(フールー)が圧倒的に抜きん出ており、リアルタイム配信の番組も多くあります。
元々日本でサービスが開始された時は、日本テレビ系の動画配信サービスの色が強かったため、日本テレビ系列の人気番組の見逃し配信が充実しています。
日本テレビ以外にもフジテレビやヤフーの有料動画配信を多く扱っています。
また、2017年にスマホアプリを刷新したため、非常に使いやすい仕様になっており、動画のダウンロードも25本まで可能なため、Wi-Fi環境下でダウンロードすれば、Wi-Fiのない場所でもオフライン再生することができます。
自宅で映画をダウンロードしておけば、通勤・通学中に電車やバスの車内で悠々観ることができます。
Hulu(フールー)の通常料金は月額1026円(税込)と少々高めですが、このコンテンツの充実度を考慮すれば納得の価格設定です。(iTunes Storeの場合: 月額1050円)
また、Hulu(フールー)は学割やファミリー割はありませんのでご注意ください。
現在Hulu(フールー)は2週間の無料トライアル期間を設けているため、気になる方は実際に試してみることをおすすめします。
U-NEXT (ユーネクスト)
- 作品数が一番多いサービスに入りたい方
- 書籍やマンガをよく読む方
- ファミリーでの加入を検討している方
- アダルト動画に期待している方...(小声)
U-NEXT (ユーネクスト)は、有線放送でおなじみの株式会社USENが運営していた動画配信サービス「GyaO NEXT」を前身とし、2009年に現在のU-NEXTに改称されました。
U-NEXT (ユーネクスト)は14万本以上の動画を扱っており、数ある動画配信サービスの中でも最大級のコンテンツを誇っています。
映画も他サービスに比べて新作映画から古典映画までレパートリーが豊富ですし、映画の原作本や原作マンガもチェックすることができます。
映画に関して言えば、U-NEXT (ユーネクスト)を使っていて見放題のコンテンツ少ないなぁ..と思うことはおそらくないでしょう。
また、他サービスにないU-NEXT (ユーネクスト)の特長として、アダルトコンテンツを扱っていることが挙げられます。
まぁアダルト動画目当てでご加入される方は少ないのでしょうが、男性であれば映画も見れてアダルト動画も見れるんだラッキー♪ぐらいの感じになりますよね。
もちろん他サービスと同様に、U-NEXT (ユーネクスト)は動画のダウンロードも可能なため、Wi-Fi環境下でダウンロードすれば、Wi-Fiのない場所でもオフライン再生することができます。
U-NEXT (ユーネクスト)の少しネックになるポイントとして、料金設定が高い(月額1990円)が挙げられますが、その分還元されるポイントが多いので一概に月額料金だけで決めつけないようにしましょう。
以下に料金プランと特典についてご説明します。
U-NEXT (ユーネクスト)は月額料金が1990円(税抜)とお高めなのですが、毎月1200円分のポイントが還元され、ポイント作品を視聴できたり、映画のチケットを購入するのに利用できたりします。
1990円払って1200円分戻ってくるので実質790円であると言えます。
これは余談ですが、すぐに映画2人分くらいのポイントは貯まってしまうので、これを利用して好きな子をデートに誘えたりします(笑) ポイントには有効期限がありますのでその点だけ注意しましょう。
また、U-NEXT(ユーネクスト)内でマンガや書籍を購入することで、最大40%分のポイントが還元されます。
さらにU-NEXT (ユーネクスト)の魅力的な点は、最大4人分のアカウントを登録できることです。1人で使っても4人で使っても月額1990円なので、4人家族であれば一人当たり月498円と最高におトクなプランになります。
ご家族で、あるいはカップルや友達と一緒に加入を検討している方にはおすすめです。
現在、U-NEXT(ユーネクスト)は31日間の無料期間を設けているため、実際に使ってみてから決めるといいでしょう。
NETFLIX (ネットフリックス)
- 王道の動画配信サービスに入りたい方
- 優れたレコメンド機能に期待している方
- テラスハウスを観たい方
- ネトフリのオリジナル映画に期待している方
NETFLIX(ネットフリックス)は、カリフォルニア州に本社を置くNETFLIX株式会社によって1997年より運営されている動画配信サービスです。
国内ではあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、アメリカではGAFAにNETFLIXが加わった"FAAGA"の名称で広く知られており、動画配信サービス(SVOD)界の草分け的な存在です。
NETFLIX (ネットフリックス)の作品数は公表されていませんが、充実しているのは事実なのでその点は大丈夫でしょう。
NETFLIX (ネットフリックス)の最大の特長は、やはりオリジナルコンテンツです。しかもチープな動画ではなく、ハリウッド映画並みにお金をかけた映画も多数制作しているのです。
昨年で言えば、ロバートデニーロ主演のアイリッシュマンが話題になりましたよね。日本でもテラスハウスやあいのり、FOLLOWERSなど人気の番組や映画が制作されています。
私も動画配信サービスの運営会社が独自に制作した映画が、アカデミー賞にノミネートされ、とても衝撃を受けたことを覚えています。時代も変わりましたねぇ(しみじみ)。
また、NETFLIX (ネットフリックス)は優れたレコメンド(おすすめ)機能があります。
ただ視聴したというだけでなく、連続して視聴した時間や、途中で観るのをやめてしまった作品などの傾向を学習し、それぞれの趣向に応じてパーソナライズした作品をおすすめしてくれます。
もちろん他サービスと同様に、NETFLIX (ネットフリックス)は動画のダウンロードも可能なため、Wi-Fi環境下でダウンロードすれば、Wi-Fiのない場所でもオフライン再生することができます。
ダウンロード可能本数も100本とNETFLIX (ネットフリックス)は他の動画配信サービスに比べて多いです。
NETFLIX (ネットフリックス)の料金プランは「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の3つが用意されています。
観れる作品数は同じなのですが、画質と同時視聴画面数が異なります。
ベーシックプランでは、最高画質がSD[480p]、同時視聴画面数は1つのみです。スマホで観る分にはあまり支障ないですが、テレビで観るとやや画質が粗く感じてしまいます。
スタンダードプランでは、最高画質がフルHD[1080p]、同時視聴画面数は2つです。フルHDであればテレビでもある程度鮮明に映るでしょう。
プレミアムプランは、最高画質が4K[2160p]、同時視聴画面数は4つです。お家のテレビでよく映画を観る方や、家族でNETFLIXへの加入を検討されている方にはおすすめのプランです。
(パソコンで4K対応作品を観るには、Microsoft Edge・Windows 10 アプリが別途必要なのでご注意ください。)
現在NETFLIX (ネットフリックス)では無料トライアル期間を設けていないためその点ご留意ください。
dTV (ディーティービー)
- お手頃価格のサービスに加入したい方
- 音楽配信やカラオケの練習に使いたい方
- 国内最大規模のものに入りたい方
dTV (ディーティービー)はNTTドコモが提供している動画配信サービスです。NTTドコモとエイベックス通信放送がかつてより運営していた動画配信サービス"BeeTV"の動画コンテンツもdTVにて視聴可能となっています。
dTVは2014年からドコモ契約者以外の方も視聴できるようになったため、ここ数年で利用者が勢いよく増え、国内利用者数No.1の動画配信サービスになりました。
作品数は12万作品と非常に多いですが、カラオケコンテンツやレンタル作品なども含まれた数なので、映画に関して言えば、めちゃめちゃ多いという印象はあまりありませんでした。
dTVのコンテンツは見放題のものと、PPV(個別課金)のものに分かれています。基本は見放題作品を観て、どうしても観たい作品があったら適宜dTV内でレンタルするなり購入するのがいいでしょう。
またdTV (ディーティービー)は映画とタイアップしたドラマや動画を多く配信しています。
アイアムアヒーローや新宿スワンなどの映画関連のドラマがdTVオリジナル作品として視聴することができます。
先述の通り、カラオケコンテンツや漫画も数多く取り揃えているので、映画のみならず、シーンにあった動画を観ることができるでしょう。
そして何と言ってもdTV (ディーティービー)の最大の魅力は破格の安さです。
こんだけのコンテンツが揃っていて月額500円(税抜)です。Amazon Prime並みのコスパの良さがあります。金銭的余裕のない方には嬉しい価格設定ですね。
また、上図の通り、ニュースやバラエティ、趣味/教育系の番組まで24時間中幅広く放送している「dTVch(月額780円)」やスポーツ中継に特化した「DAZN」とdTVを一緒に申し込むと非常におトクです。
通勤・通学中や暇な時間の楽しみの幅がグッと広がります。
ただ、DAZNはドコモユーザーだと通常月額980円(税抜)ですが、ドコモ契約者以外の方は月額1750円(税抜)ですのでご注意ください。
現在dTV (ディーティービー)では初回31日間の無料期間を設けているので、ぜひ今のうちに登録して実際に使って試してみることをおすすめします。
最後に/一番おすすめはU-NEXT!
いかがでしたでしょうか。興味のある動画配信サービスはありましたでしょうか。
改めてですが、動画配信サービス(VOD)を選ぶ際のポイントは次の3つです。
② 料金プラン
③ 付随する特典
多くの動画配信サービスが無料体験期間を設けてくれているため、ちゃんと使い比べてみてから1つに決めたいという方は、とりあえず全部に登録してみるという手もありです。 [ 筆者も上記5つ全て利用してから選びました(仕事柄作品のチェックに使用していたというのもありますが、、)]
迷ったら友人がみんな登録してるものに入ると無難です。私も正直テラスハウスの話題についていけないのが嫌でNETFLIXに入ったみたいな節もあります。
今やコミュニケーションを生み出すツールとしての役割も大きくなっているので、食わず嫌いせずに話題作はとりあえず観て、みんなで意見を共有するとすごく楽しいです。
しかし、「どれも良さがあってどれが一番いいのか分からない。。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしどれか一つの動画配信サービス(VOD)に絞りたいという場合は、私は自信をもってU-NEXT をおすすめします!
現在U-NEXTでは、31日間の無料体験を実施しているのでぜひお試しください。
扱っている作品数は14万本以上と最も多く、月額料金は1990円と少々高いですが、1200円分のポイントバックがあるので実質790円とお手軽価格です。
本サイトでは、映画配給会社で宣伝担当をしている映画マニアの私が、各動画配信サービス(SVOD)ごとにおすすめの映画を厳選して紹介しますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。